色々な方のエッセイをよく読みます。
中でも日常の生活が記されている『日記』形式のものが好きです。 ”日記=プライベートな記録”ですよね。その人の生活をちらりと垣間見るような感覚が日記にはあり、その人の『素』の部分を見ているような感じがしてドキドキするのです。 特に変わった出来事が書かれていなくてもいいのです。その何にも起きない普通の日常に興味があるのです。 『富士日記〈上〉 (中公文庫)』、『富士日記〈中〉 (中公文庫)』、『富士日記〈下〉 (中公文庫)』 作家である武田泰淳氏の奥様である百合子さんが書かれた日記。 元々人に見せるつもりがなく書かれていたものなので、本当に普通の日記として書かれています。 日々の食事のメニューも記されています。 詩人(他の事も色々とされていますが)の銀色夏生さんの日記。 結婚、離婚、再婚、そしてまた離婚と出来事も色々起こるのですが、ここまで書いて大丈夫?というくらいに本音が書かれています。1~13巻まであります。 『東京日記 卵一個ぶんのお祝い。』 小説家の川上弘美さんの日記。小説を読んでいて、独特の世界観があり、少しだけフシギなお話が多いな・・・という印象でした。日記もそのままの感じで、どこか風変わりな感じです。 ここでご紹介した他の日記と比べると、どこか現実感が薄いのですが、これはこれで面白いです。 『東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))は近々読んでみようと思っています。 料理家の高山なおみさんの日記。旦那様とケンカされた事や、娘さんの事、意外な交友関係などもわかります。 本を作っている時の事なども書かれており、そちらもファンにとっては興味深いところです。 日々の食事のメニューが書かれており、その中のオススメのものはレシピも載っています。 今のところ1~9巻まで出版されています。 特別編の『フランス日記―日々ごはん特別編』もフランスでの旅行風景、食べ物の事などが書かれていて面白いです。
by narabiyori
| 2008-02-15 14:57
| Book(エッセイ)
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