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幽雅な日常

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この夏に読み とても気に入った 香月 日輪さんの 『妖怪アパートの幽雅な日常1 (講談社文庫)』。
この本を知ったのは、以前にもご紹介した 『大人のファンタジー読本 ~未知なる扉をひらく180選~』 がキッカケでした。

主人公は幼い頃に両親を亡くした少年で、高校入学と同時に親戚の家を出、下宿生活をすることに。
ところがその下宿にはちょっと変わった住人たちが住んでいて、今までの価値観が変わるようなことが次々と巻き起こる、というような内容。

陽気な感じに妖怪の出てくる、軽い読み物なのかな~と思い読み始めたのですが、これがなかなかにいいお話。
今まで凝り固まっていた少年の心が、違う世界の人たち(?)とふれ合うことによって、解きほぐされていくという成長ストーリーで、大人の私の心にも響いてきました。
今何かに立ち止まっている人や、ちょっとした悩みを抱えている人などにもオススメの一冊。

どの巻でもファンタジーなだけでなく、キチンと現実世界でのリアルな出来事も同時に描かれていて、温かくスカっとした読後感が味わえるストーリー。
そのしっかりとしたストーリーを支えるのが、魅力溢れる登場人物(妖怪)たち。
読み進めるうちに、「あぁ~こんな妖怪たちなら私も会いたい!」と思うこと、間違いなしです。

ちなみにこちらのお話、私の大好きな食べ物に関しての描写もぬかりなし!
妖怪アパートで出されるまかない料理の数々、読んだらきっと食べたくなるはず。


単行本は既に10巻まで出ていて完結されているようですが、私は文庫で読んでいるので、まだ4巻まで。(だって文庫版の装丁の方が、断然いいのです。)
これから先を読むのが楽しみ~。

装丁 ・・・・・・・・・ ★★★☆☆
内容 ・・・・・・・・・ ★★★★


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by narabiyori | 2010-11-11 17:40 | Book(小説) | Trackback | Comments(6)
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Commented by ui-tana at 2010-11-11 19:54
narabiyoriさんこんばんは〜。
ステキ!シリーズものなんですね。
ちょっとミステリアスで(←妖怪が出てくるので 笑。)、でも心にじーんと響く話おもしろそうです!

この文庫本の扉絵もいいですね〜。
Commented by narabiyori at 2010-11-12 16:12
>ui-tanaさんへ。   こんばんは~☆ こちらにもコメントを下さって、どうもありがとう^^。   そうそう10巻まであるシリーズなんですけど、一冊が割と薄いのでスイスイ読めちゃいます。  でも中身はギッシリ詰まっていて、爽快な気分を味わえたり、ちょっとホロリとしたり、ヒヤヒヤしたりと、盛りだくさんなんです^^。   ね~、なんだかステキな絵でしょ♪   単行本とはまた表紙が違うのですけど、こっちのイラストの方が好きなんです~^^♪   
Commented by ketty105 at 2010-11-14 12:44
なんだか不思議な魅力の本ですねー
表紙のイラストは誰でしたっけ?
見たことあるような、ないような。
シリーズで出てるってことは人気があるのね。
私も今度、本屋で探してみよっと。
Commented by narabiyori at 2010-11-15 15:36
>kettyさんへ。
表紙のイラスト、そういえばどなたが描いていたかしら?
どの表紙も色調は派手しゃないんだけど、目を惹くでしょ^^

内容は、説教臭くないんだけど、なんだかいいこと言ってんな~と思わせられるお話です。
登場人物がみんな魅力的で、私はるり子さんという人がお気に入りです~^^♪
Commented by miisa1227 at 2010-11-15 22:44
これ、なんだかすごく気になります!
まず、装丁がいいですね。
ぐっと惹き付けられる!!

さらっと読めるけど心に響く本っていいですよね。
これ読みたいなぁ。
図書館にあるか探しみようっと。
Commented by narabiyori at 2010-11-16 17:10
>miisaさんへ。   この装丁のイラスト、いいですよね~^^♪  私も大好きです。   一冊が割と薄めだし、サクサクと一日で読めちゃいますよ。   だけども、その中にはちょっとメモっておきたくなるような心に響く言葉なんかもあるんです。   もしかしたら児童書のコーナーにあるかも。  ナントカ児童文学賞、みたいのを受賞していたような。   内容は大人でも十分に楽しめますよ♪
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